#31 前迫 昇吾【鹿児島の地で“お茶を面白がる”クリエイター】株式会社reQ CEO

前迫さんとのSo-Gu体験

前迫昇吾さんとは、鹿児島県南九州市でSo-Guできます。

茶畑サウナをともに考え、ともにつくる

「茶畑サウナ」実現のために奔走する前迫さんとともに考え、アイデアを出し合い、新規事業のスタートに携わる参加型のプログラムです。サウナオープン後は、一緒に盛り上げていきましょう!
そのほか現在構想中の事業をもとに、お茶の可能性についても語り合いましょう。ぜひ、自分のスキルや経験もお話ししてください。地方発のイノベーションに取り組みたい方は、南九州でのSo-Gu機会をご活用ください。「もう入るだけでは満足できない、サウナをつくりたい!」という“ヘビーサウナー”な方にもおすすめです。前迫さんとつながり、地域資源を活かしたプロジェクトを一緒につくっていきましょう!


鹿児島は僕のダンスフロアだ

――国内最大級のお茶の産地として知られる鹿児島県南九州市。その歴史は古く、茶栽培の起源は鎌倉時代にまで遡るといわれています。地域で生産される銘茶「知覧茶」は、さわやかな香りとマイルドな味わいが特徴で、全国的に高い評価を得ています。
東京での生活を経て、2016年に鹿児島県に帰ってきた前迫昇吾さんは、その魅力に取りつかれたクリエイター。現在は、新たな角度から知覧茶の可能性を追求・提案する、「お茶を面白がるクリエイティブカンパニー」の代表として活動しています。

デザインを軸に地域を盛り上げる

――はじめに、前迫さんの経歴と移住までのお話をお聞かせください。

【前迫】
鹿児島県鹿児島市の出身で、高校生までは地元で過ごしました。大学進学で東京に行きまして、卒業後は渋谷のWeb制作会社に就職、丸3年勤めました。東京で働きつつも、地元のことを考え始めたのは、入社して2年ほど経った頃でした。2013年に千葉県で開催されたイベントにWeb担当として携わったことがきっかけです。「なんで鹿児島出身の人が千葉で地域活性をやっているんだろう」と。やっぱり鹿児島のことをやりたい。ふつふつと思いが沸き上がってきたことを覚えています。
その後、退社すると同時に独立をして、都内で活躍するクリエイターさんとお仕事をさせていただきながら、鹿児島と東京を行ったり来たりする働き方を始めました。鹿児島との、いわゆる関係人口になったんです。独立して1年ほど経ち、本格的に帰ることを考え始めた矢先、知り合いから南九州市頴娃町の地域おこし協力隊のお話をいただき、2016年11月に移住しました。

――鹿児島に帰ってきてからは、どんな活動をされていたのですか?

【前迫】
協力隊のミッションがある程度自由だったこともあり、何がこの地域のためになるんだろうと悩むことも多かったですね。最初は、空き家を再生して、自分たちの拠点となる場づくりから始めました。一般的な協力隊と違って、市に配属されるわけではなく、受け皿になるNPOがお世話をしてくれる形だったんですよね。そのNPOが空き家再生事業でコミュニティスペースを何軒かつくっていて、僕らはソフト面を充実させる取り組みをおこなっていました。僕の場合は、Webやデザインのスキルがあったので、デザイン的に貢献しながら、地域の役に立てるよう活動していました。

――南九州市の「知覧茶」に興味をもったきっかけをお聞かせください。

【前迫】
協力隊活動のなかで知覧茶のPRイベントに関わり、グラフィックデザインのお手伝いをさせていただいたときですね。取材に同行して、撮影をしながらお話を聞いていたんですが、お茶の市場価格が落ちている現実や将来に対する不安の声が生産者さんから出ていて。やっぱり地域の産業を支援しなければ、まちはどんどん衰退していくので、メイン産業の縁の下の力持ちができる存在になりたいと思いました。ただ、行政アプローチでのイベントのお手伝いでは、お茶の売上に直結しているとは感じられなくて。要は、あまり手応えがなかったんですよね。そもそも鹿児島のお茶は、小売りよりも原料としてBtoBで売る商流が生産者さんの売上の大部分を占めているんです。なので、イベントでは根本的な課題解決にはならない。そこで、何をやるべきなのかを考え始めたのがきっかけです。

きっかけは北海道の景色とサウナ

――では、協力隊卒業後のお仕事についてお聞かせください。

【前迫】
協力隊を卒業すると同時に、2019年に自分のデザイン事務所として「デザイン事務所ヤメル」を設立しました。ところが、これから頑張っていこう、というタイミングでコロナ禍の影響を受けてしまって。出鼻をくじかれたときに、大学時代の友人と新規事業を立ち上げる話になりました。お茶とお茶菓子をセットにしたボックスを会社からリモートで働く社員宛てにプレゼントする、サブスクのようなサービスです。コロナ禍でリモートワークに移行した結果、事務所の中にある食堂やバーの閉鎖が増えてきて、福利厚生の部分に余剰出てきていることもあったので。大手企業の主催するビジコンで最終審査まで残りましたが、惜しくも優勝できず。でも、友人とともにサービスを実現させてみようと思い、2021年7月に「株式会社reQ」を創業しました。そこから法人向け、福利厚生でのお茶の販売を開始しました。

――事業を始められてからはいかがでしたか?

【前迫】
共同代表と2人で始めましたが、営業でなかなか手応えを得られず、BtoCに切り替えました。サブスクで、ECで、お茶を売れないかと。ただ、僕は大きくピボット(方向転換)して別なことをやっていかないと、このままでは会社として続かないなと思っていて。そんなとき、北海道に行く機会がありました。北海道でアウトドアサウナに入ったんですが、雪景色や海、大自然の中で入るサウナが本当に最高で。もうここで死んでもいいや、と思うほどでした(笑)。これを鹿児島の景色で実現したいと思い、「茶畑サウナ」事業を始めました。創業から丸1年経ち、ここまで悔しい思いをしてきましたが、年内オープン予定の茶畑サウナを成功させて、売上をつくっていけたらと思っています。

鹿児島のお茶をひたすら面白がる

――デザインやWebなどの個人事業は継続されているのですか?

【前迫】
創業してすぐには切り替えられなかったので、半年間は個人事業も並行しておこなっていました。今は株式会社reQに集中するため、デザインの仕事は一切請けていません。デザイナーは人の事業のお手伝いをする仕事ですが、いろいろなお客さんと出会うなかで、事業をやっている方への憧れが強くなってきて。事業をやらないと自分が満たされなくなったんですよね。

――自身の事業を進めるなかで、どんな想いを大切にしていますか?

【前迫】
社名にも由来しているんですが、問い(Q)を再定義(re)することですね。ロゴをつくって事業がうまくいくのか、じゃあWebサイトをつくったらうまくいくのか、Webよりもチラシをつくった方がいいんじゃないか、というように、問いが本当に合っているのかを深く考えるのがデザイナーの仕事なので、そういったマインドを大切にしています。あとは、最近出てきた考え方で、「鹿児島は僕のダンスフロアだ」といった言葉をよく使っています。この土地で僕は踊って楽しんでいるんだ、ということを端的に表した言葉で、これからも豊かな発想で物事を面白がっていこうと思っています。

――最後に、今後の目標や構想などをお聞かせください。

【前迫】
「お茶を面白がるクリエイティブカンパニー」として、会社をブランディングしていきます。お茶に興味関心が薄い層に向けて、サウナやアート、音楽フェス、ピザなど、ストレートな売り方よりも少し亜種な提案をしていって、人を呼び込む。そんな人材がひとりくらいいてもいいのかなと。軸はぶらさずに、ひたすら鹿児島のお茶を面白がっていくのが目標です。

前迫さんとのSo-Gu体験

前迫昇吾さんとは、鹿児島県南九州市でSo-Guできます。

茶畑サウナをともに考え、ともにつくる

「茶畑サウナ」実現のために奔走する前迫さんとともに考え、アイデアを出し合い、新規事業のスタートに携わる参加型のプログラムです。サウナオープン後は、一緒に盛り上げていきましょう!
そのほか現在構想中の事業をもとに、お茶の可能性についても語り合いましょう。ぜひ、自分のスキルや経験もお話ししてください。地方発のイノベーションに取り組みたい方は、南九州でのSo-Gu機会をご活用ください。「もう入るだけでは満足できない、サウナをつくりたい!」という“ヘビーサウナー”な方にもおすすめです。前迫さんとつながり、地域資源を活かしたプロジェクトを一緒につくっていきましょう!

【だしとお茶の店 潮や、】
築100年以上の古民家をリノベーションして2021年4月にオープンした、南九州市頴娃町の石垣地区にあるカフェ&食のセレクトショップ。南薩エリアの特産であるおだし(かつお節)とお茶を中心に、“いいもの・こと・ひと”を発信しています。
https://sioya.official.ec/about

体験場所だしとお茶の店 潮や、
所要時間60分
タイムテーブル例11:00 集合・簡単な自己紹介
11:10 双方向で仕事や活動、取り組みの紹介
(茶畑サウナや構想中の事業、まちとの関わり方などについて)
11:40 アイデア出し・ディスカッション
12:00 解散
料金3,000円(別途飲食代)
予約リクエスト期限7日前の18:00

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いま一度“会うことの楽しさ”を共に感じ、一緒に地域を盛り上げましょう!

〇2021年~2022年
徳島県三好市「三好市官民共創地域ソリューション開発プログラム」
〇2022年
経済産業省「令和4年度地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業(地域・社会課題の発掘と解決に向けたマッチング)」

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